2007年02月06日 (火) | 編集 |
![]() | 東京湾景 吉田 修一 新潮社 2006-06 by G-Tools |
品川埠頭の倉庫で働く亮介は、携帯の出会い系サイトで知り合った「涼子」と25歳の誕生日に出会った。
お互い本当のことを隠しながら、探り合うように付き合い始める。
けれどやがて、本当に相手を大切だと気付いた。
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「運命の恋」「リアルでせつないラブストーリー」
そんな言葉で紹介されていた小説ですが、何故か私にはその言葉がしっくりとくるような感じがしませんでした。
「運命」と呼ぶほど大袈裟な印象はなかったし、リアルではあるのかもしれませんが、通り過ぎる物語のような気もします。
私は二人の恋愛にあまり共感はしませんでした。
こんな恋愛いいなって憧れる気持ちもそれほどないし(^^;)
だからといって否定するつもりも全くないし、結構先が気になって仕方なかったです。
だから感情移入するというよりはとても客観的に読みました。
こういう恋愛もありだなって感じ。
でも私はこの小説、かなり好きなんですよ。
多分主人公達の恋愛よりも、背景が好きだったのではないかと思います。
亮介の住む倉庫街の情景描写にとても惹かれました。
地理が全くわからないので頭の中に思い描くのに限界があるのがとても残念です。
機会があったら一度行ってみたいですね。
頭上を走るモノレールとか、誰もいない倉庫とか・・・眺めてみたいなぁ。
彼等の恋愛は、この背景にとてもよく似合っていたと思います。
物語のラストシーンはとても好きでした。
私は、亮介は東京湾を泳ぎきったと思います。
(ラストシーンなので一応ネタバレはやめてみました)
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2007/02/06 00:00 | その他(や行) | Comment (0) Trackback (0) | Top▲
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